住んで分かったベトナム人のブランドに対する考え方

Xin chào、ハーです。

ベトナムでは、偽物やパチモン商品が多いです。
「おいおい、ブランドロゴ勝手に使ってもいいのかよ」
「ブランドロゴ勝手に改変していいのか??」
よくあります。
僕は、そのブランドロゴがかっこわるいと思ってしまうのですが、ベトナムでは違うようです。
シャネルのロゴを使った靴

ベトナムでのブランドの扱い方

エルメスやアップル、アディダスのロゴマークをよく見かけます。
ロゴがなかったら、欲しいのになぁということがたびたびありました。
他には、「えっ、なんでそれにそのブランドロゴ?」ということもあります。
例えば、ペラペラレインコートになぜかアップルのロゴがたくさんちりばめられていたり…
(appleロゴは人気です!みんな大好きですね。もちろん僕も好きです。)

だんだんわかってきたことは、ベトナムでは、ロゴに意味があまりないということです。
意味がないと言ったら語弊がありますが、ブランドロゴの背景にあるそのロゴのストーリー、会社のストーリーが見えないということです。
そのロゴはその”形”以上の価値を持たないということです。
シャネルと書いてあるサンダル

例えば、ジャケットが欲しいとしましょう。ジャケットには色々な形や色があります。
ここでは、ロゴをその形や色のようなそのジャケットの一要素に過ぎないません。

つまり、ベトナムではロゴは単なる模様でしかありません。
全く同じ形なのに、ブランドロゴが違う商品が並んでいることがよくあります。

偽物と本物、何が違う?

僕はアディダスのウインドブレーカーを日本から持って行って使っています。
もちろん、日本のアディダスの正規店で買いました。本物です。
ですが、偽物だらけのベトナム。ベトナムで見かけるアディダスはほぼ偽物です。
ベトナムで本物だと主張することがいかに虚しいことか…

本物・偽物がなんの意味を持つのだろうかと考えさせられました。

日本なら、ロゴや形で、どこどこブランドの物だ!と分かる人が多いかと思います。
しかし、ベトナムでは、そうしたことは特に意識しないようです。
きれいだと思うから使う。自分が気に入ったから使う。
ブランドによる付加価値はないのでしょう。
ヴィトンのロゴが付いたパンプス

彼女が言うには、本物を持つのは、歌手や芸能人といったお金持ちだけで、庶民が本物を買ったところで、誰も、本物だと思わないとのことです。

ベトナムでのブランディングについて

そうすると、ブランディングはどうしているのだろうかということが気になります。
確かに、ベトナムでブランディングが成功している企業もあります。
それらは、ベトナムで積極的に展開している企業や、古くからあるベトナムの企業です。

ヴィトンやシャネル、アディダスなどは、ベトナムではブランドの力を持っていません。
そうして、ベトナムの経済発展とともに、消費者の意識が変わって来るとともに、ブランドが淘汰されて、ブランドが出来上がっていくのでしょう。

ただ、言えるのは、ベトナムでは、ブランドがその商品の一番の価値にはなりえないということだと思います。
例えば、ヴィトンなので買う。ナイキの靴なので買う。ではなく、
→いい鞄なので、買う。それがヴィトンだった。
→いい靴をかう。それが靴だった。
ブランドありきではなく、モノありきです。

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